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MOVIE アーカイブ

TOKYO TRIBE


120613.jpg夫と映画『TOKYO TRIBE』に行ってきました。園子温監督と鈴木亮平さんがそりゃもう大好物ですの♡ 井上三太先生の原作ですが、思春期いっぱいな当時の記憶と共に余計なことまで思い出しちゃいますね〜。映画作品としては、わかりやすく言うとミュージカルのラップバージョンみたいな感じです。終始ラップだから若干疲れるのは否めませんが、本物のラッパーたちは完璧に仕上がってますし、良くも悪くもキャストのほぼ全員がラップするという演出も斬新なので、一度観ておいて損はないと思いますよ。とにかくメラがカッコイイのだけはこの場で断言させていただきます。

竹村真奈

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地獄でなぜ悪い


10252112714_6949fce794.jpg園子温監督・脚本の『地獄でなぜ悪い』を観た。園子温のセンスは毎度のことながら、いちいちツボだけど、國村隼、長谷川博己、星野源、堤真一、二階堂ふみ、友近、もう役者陣がすばらしすぎて、愉快痛快!

鑑賞後は映画館全体が拍手喝采の一体感に包まれたほど。ヤクザの組長が獄中の妻の夢を叶えるべく、我が娘を主演に映画を撮る。製作スタッフは映画のいろはを当然知らないヤクザたち。

設定だけでも、興味がそそられるけど、細かな演出や伏線の張り方、音楽の使い方(使い分け方というのか)がとにかく秀逸だった。こりゃ〜観なきゃ損する。また観たくなってきた……。

竹村真奈

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『風立ちぬ』鑑賞


9594441013_2a6961b14c.jpgやっといけました、『風立ちぬ』。
ユーミンが歌う主題歌の「ひこうき雲」が物語の内容が吹っ飛ぶくらい良かった。声が初々しくて透き通っていてぐっと引き込まれるくらい強くて、その歌声を聴いてるだけで泣きそうだった。もはや物語と関係ない感想……。

竹村真奈

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「ワールド・ウォーZ」


9480754754_e436cccbd7.jpg作家の大井くんと旦那の四駆郎と3人で映画「ワールド・ウォーZ」を公開初日に観てきました。予告を見てもタイトル見てもわからないけど、ゾンビ映画です。約8,500体のゾンビがでるシーンは、もう圧巻。

ただ、わたしは動きのノロい腐りかけたゾンビが好きなので、「ワールド・ウォーZ」に出てくる人間より動きが早いフレッシュゾンビはちょっと……。なので、ゾンビ映画ではなく、アクション映画と捉えて楽しみました。

鑑賞後、3人で寿司屋へ行き、当然感想会になりましたが、結論は「THE WALKNG DEAD」が一番!ってことで全員納得。秋にはシーズン4がスタートするので、そろそろシーズン1から観返して復習しようと思います。

竹村真奈

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中学生円山


8926015486_6f6a9566b6.jpg宮藤官九郎さんの映画「中学生円山」へ。

ここのところ、毎朝「あまちゃん」を観て一日がスタートする生活をしているため、「あまちゃん」モードのまま行ってしまったのはいけなかった。

これは、ロマンにまみれた団地の中で巻き起こる爽快すぎるエロ、妄想にまみれた中学生の童貞感、「毎度お騒がせします」ぶりのくだらなさ(もちろんいい意味で)、なにも考えずにぼけ〜っと観れる作品。

仕事で頭使いすぎてぬぉーーーーっとしてきたらまた観たいと思います。

竹村真奈

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エヴァQ

photostream-2.jpeg公開翌日、真夜中にエヴァQを観に行ってきました。
この日はいろんな意味で興奮してなかなか眠れなかった。。

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いくら真面目にやっても 休憩は必要です。

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『かもめ食堂』のスタッフとキャストが再び集結し、南の海辺を舞台にした心地よい物語を届けてくれました。試写会に行けず、映画館に行けず、見逃し続けてだいぶ月日が過ぎました。ようやっとDVDで観れたのでたまにはちゃんとした感想を。


『めがね』。
何が自由か、知っているーー


人生にはふと立ち止まる瞬間が訪れる。そんなときに見たい映画。
道に迷った瞬間、どこで、誰と、どう、過ごすか。
ともあれ、この瞬間こそがたそがれどき。
たそがれ方は人それぞれ。何をするわけでもなく、ただ「たそがれる」。何もいらないし、何もしなくていい。
これが意外に難しい。私自身、「たそがれるのは得意」なほうだと自負していたけど、全然違ったみたい。完全に「たそがれ方」をはき違えていた。そして、今まさに欲していたソレがここにあった。たそがれ方を知ったというか。それだけでもこの映画から得たものは大きい。


日常から離れた、一切の無駄を省いた海辺での生活を通して見えてくる、自由。原始の豊かさ、美しさによって気付かされた"自由"に、勝る"自由"はない。その裏側には現実世界も存在しているから、切なさも漂うけれど、それが人生。


どこからともなく、「宿ハマダ」に集まってきた5人。
ここに登場する人物たちが普段どんなことをしている人たちなのかは明かされない。
それでも5人はゆるやかな時間を共有する。
互いのことを何も知らない、何も聞かない関係、比べない、求めない関係。これはクールとか無関心とか、そんな単純なことではない。ものすごいこと。そこに人間の逞しさを感じる。自由。たそれがれるのに最適な条件。旅の途中、ときには迷うことだってある。それも旅の醍醐味。旅そのものは"人生"における劇中劇に過ぎないのに、旅そのものがまるで"人生"だ。


そして、『かもめ食堂』然り、『めがね』でも食の大切さを教えてくれる。
どんなにシンプルな生活でも、"食"は絶対だ。
毎朝のごはん、サクラさんのかき氷、「その日の難逃れ」といわれる梅干し、みんなで食べる伊勢えび。どれも至ってシンプルなものなのに、今の私にはどんな高級料理よりも最高の贅沢品に見える。
これは今すぐにでも日々の生活で実践できること。心ほぐされるごはんを日課にしなくては。
メルシー体操も可愛い。"珍しいキノコ舞踏団"が振付を手掛けているとのことで納得。
真っ青に広がる浜辺で是非ともやってみたい体操だ。
こういう日課があるというのも、都会暮らしではなかなかお目にかかれない光景なので新鮮。


とまあ、こんな映画を観てしまうと、自分はなんと体を酷使した生活を送っているんだろうか、とちょっぴり凹む……。ここに登場する「心地よい暮らし」とは縁遠い、慌ただしい日々。
とはいえ、私の場合は毎日がここに登場するようなロハス的な生活になると、それはそれで退屈になるのが目に見えている。東京はやっぱり大好きだしね。
そうそう、それでも迷ったときは旅をすればいいんだ。存分にたそがれればいいんだ。そしていつもと変わらぬ日常に戻り、また道に迷ったとき、立ち止まったときに旅をすればいい。たそがれればいい。


宿ハマダに訪れた気分で
"めがね"というレンズを通して見える、いつもと違った景色を
のぞいてみてください。ものすっごいマイナスイオンが出てますんで。


▼ 舞台や映像の美しさ、衣装やセットの可愛さ、役者陣の素晴らしさは、誰が見たって、もう当たり前すぎるので書きません。シンプルが一番だと気付かせてくれることだけは間違いないです。

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