レモン味のかき氷を食べながらのよさこい観覧の次は、楽しいパーティ。
ゲストには我らが、DANCEHALLのクラブシーンで世界を股にかけるHEMO & MOOFIRE とセクシーボイスの SINGER、ROMIE、さらには世界を誇るDANCEHALL QUEEN JUNKO、そしてセクシーキュートでファンキーモンキーベイベーなJUNGLEFEVERがSHOWCASEを飾るってなわけで、そらもう随分前から楽しみにしておりました。いかないわけありません。
で、肝心なパーティはと言いますと、これがもう久しぶりにクラブでのパーティを心底楽しませていただける濃い内容。第一線で活躍する面々と、フロアのお客さん全員でよさこいの正調を踊るというあり得ない光景に、エロスと甘酸っぱい青春が入り混ざった何とも言えない感動を覚えました。よさこいの日以外は、照れ屋さんの多い高知県人が一体感に包まれたのは、HEMO & MOOFIREの力量でございます。スタッフの愛でございます。鳴子パワーでございます。
そんなハートフルな宴のあとは、「ぎゅうせん」（吉野屋みたいなもん）で牛丼を食すという高校生のような時間を過ごしました。き・け・ん！
＜余談＞
今日はひとつ、HEMOさんのお話を。同じ小学校で隣町（徒歩2分）に住む大先輩であり、高校時代にバイトしていた今はなき古着屋「FRUIS（フロイズ）」でも、私の前にバイトしていた先輩である HEMOさん。お家が美容院（＠幸町／なんち美容室）であるため、HEMOさんのお母さんに髪を切ってもらっていたことも。そんなところから始まり、かれこれ15年ほどのお付き合い。
とは言え、単なる大先輩というわけではなく、私が多大なる影響を受けた人物です。私が物心ついた頃には、元GO-BANG'Sの森若香織氏や朝本浩文ら率いるRAM JAM WORLDのダンサーとしても活躍しており、727なる女の子DJユニットで東京界隈のクラブシーンを中心にかなり注目されていたわけです。雑誌なんかでもよく見かけ、すっごいな〜と高知の空の下でセーラー服を着ながら、指をくわえて見ておりました。
レゲエ界におけるHEMOさんの偉大さは、今さら私が語ることではないので、今日はその「人柄」についてフィーチャーしてお話したいと思います。HEMOさんの印象は、上から可愛がられ、同年代から愛され、下から慕われといった感じで、いつも大勢の人の中心にいる人気者。私の分析結果によると、才能、センス、人柄や可愛らしさの他に記憶力の良さと、空気を読めるところ（偉くなるだけ読めなくなる人が多いのにね！）。これは大いに見習うべきポイントだな〜と。好きなものをトコトン突き詰めていくとこもステキです。私の尊敬する先輩方に共通するところかもしれません。嫌いなものはハッキリしているけども、好きなことにはどこまでもどん欲で、好奇心が旺盛であるがゆえ、後輩の話にも興味を持って聞いてくれる。こちらとしてはタメになる先輩の話を聞きたいけれど、そこは見て学ぶしかありません。そして、そんな先輩方の周囲にいる人もやっぱりカッコイイのです。やはり、類は友を呼ぶのでしょうか。そんなこんなでお世話になりっぱなし、刺激をもらいっぱなしの先輩のお話でした。