今年はみんなが1ヶ月半かけて覚える振り付けをたったの1週間で無理やり覚えようとした旦那がまさかの両足捻挫(自業自得ともいう)! 「捻挫」と聞くとみんな心配してくれるけど、「両足」と聞くと爆笑。
本人はパンパンに腫れ上がった(両)足を引きずりながら、それでも「メダルをもらうまで踊る!」と本祭に挑みました。移動時間はみんなの肩を借り、ひとりで歩くのもやっとの状態。ちなみにこのメダルというのは各演舞会場にいる審査員が踊りがうまい人や笑顔がいい人、目立っている人を選んでかけてくれるもの。全員がもらえるものではありません。
いくつもの演舞場をまわり、足をかばいながら踊る旦那はやっぱりメダルをもらうことはできませんでした。うちのチームは男の踊り子が少なくたったの15人。しかも男陣は誰ひとりメダルをもらえていない。誰でもいいからもらえれば……スタッフ全員がそう思っていたラストの演舞会場。
最後のチカラを振り絞って踊った旦那は、とんでもなく媚びた笑顔でまさかのメダルGET! その瞬間、演舞中の旦那のもとに感激したスタッフや男の踊り子たちが駆け寄り、歓喜の叫び。大袈裟なようですが、あの瞬間は今年の「かなばる」において一番感動した瞬間でした。これだからやめられません。きっと来年も。