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なつやすみ2010


ryomakochi.jpg毎年、夏休みは2週間ほど高知で過ごします。昨年は四万十のほうでのんびりしたけど、今年は体調がすぐれなかったので、遠出するのも不安だし、バランス良くおいしい、母の手料理をいただくのが一番健康的ってことで実家での〜んびり(自分では作らない…)。

といいつつ、高知よさこい祭りの準備でてんやわんや。自分たちでチームを作ることになって、3年連続3回目の出場です。チーム名は「かなばる2010」と申します。今年は東京と高知のスタッフ&踊り子、スティールパンバンドの総勢146名が参加してくれました。もちろん今年もよさこい界で流行りまくりの着物系を一切無視したスタイルで。

「かなばる」は、高校時代の仲間だけではじめた高知と東京の合同チームで、企業が運営しているようなチームではないため、遠隔でのやりとりや、仕事の合間の準備がかなり過酷。音楽、振り付け、衣装はもちろんのこと、7月頭から東京と高知それぞれで同じ振り付けの練習をスタート。東京組のホテルや交通手段の手配、本番のお弁当や給水、救護の準備、演舞場&競演場の確保と移動ルート、踊り子を先導するスピーカーを積んだ地方車のデザイン、組み立て…etc. 数百万のお金もかかるし、遊び半分では絶対できない祭りです。それでも続けることに意味があるし、何より楽しいのです。

“不況だから、何もしない”ってのが一番問題で、マジでつまらなさすぎる。私たちの高校時代は街も賑わっていて面白いお店やイベントがいっぱいあったし、本当に楽しかった。でもやっぱりシャッター商店街が増えていったり、観光客が減ったりして、元気がなくなっていっていたのは一目瞭然。それでも最近はまた少しずつ元気を取り戻しはじめている。面白いことをやろうと動いている若者がたくさんいるから。

私たちのよさこいへの参加だって、小さなきっかけのひとつに過ぎないけど、こういう小さなきっかけがいろんなところで多発したら、きっと高知はもっともっと面白くなってくる。高知に限らないかもしれないけど、自分たちが愛する街がつまらなくなるのは悲しいですから。いつでも帰りたい場所であってほしいのです。


〜つづく〜

Posted by timemachinelabo at 02:39 AM

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