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わたし

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呼び方。仕事で出会った初対面の人は「さん」付けしとけば、間違いない。友人からあだ名で紹介された場合もほぼそのあだ名で呼んで間違いない。結構な年下なら「くん」「ちゃん」でもアリかもしれない。わたしは年齢性別問わず、「竹村さん」「たけまなさん」「たけまなちゃん」と大半の人にそう呼ばれている。ごく少数派に「たけむらっち」と呼ぶ人もいる。古くからの友人は「まな」と呼ぶ。社会人になってからは、下の名前で呼ばれることは圧倒的に激減する。

わたしは中・高と女子校出身。外の男友達からは「まな」「まなちゃん」と呼ばれていたため、「竹村」と苗字で呼び捨てされることはほとんどなかった。が、この年になって、年上の人や周辺の仕事仲間から(男)、突如として「竹村」と呼ばれることがしばしばある。これが実は嬉しくてタマらない。むしろ今となっては、仕事の人から下の名前で呼ばれると、こっぱずかしい気持ちになるくらいなんだが、"苗字呼び捨て"には萌えに近い感動がある。


ちなみに私は学生時代まで、自分のことを「まな」と言っていた。ブリッコしたくてそう呼んでいたわけではない。子供時代から、兄のおさがりのウルトラマンのチャリンコで風をきり、スカートが大嫌いだった私は(性同一性障害ではない)、女の子らしく自分のことを「わたし」と言うことに抵抗があった。が、大人になって自分のことを「まなね〜」と言うのは、あまりに馬鹿っぽく、みっともない。で、ある日を堺になんとなく自分のことを「わたし」と言うようになるが、どうしてもむずがゆい気持ちになり、ごにょごにょっと「わたし」と言うようになった。結果、「あっし」とチャキチャキの江戸っ子風な言い方になってしまったようだ。真鍋かをりの「おいら」に負けず劣らず、これもまた恥ずかしい。が、このクセはいまだに治らない。いまだに慣れない「わたし」。

Posted by timemachinelabo at 05:34 PM

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